repadminのremovelingeringobjectsコマンドで用いるGUIDを知る方法

ドメインコントローラーが,しばらくネットワークから隔離されていたり,インターネット回線の悪い場所で稼働していたりすると,以下のようなエラーが出て,レプリケーションがストップしてしまう場合があります。

Event ID 2042 
It has been too long since this machine last replicated with the named source machine. The time between replications with this source has exceeded the tombstone lifetime. Replication has been stopped with this source.

その場合,以下のようなコマンドを流して解消する必要があるのですが,RODC名はDNS名でよいにも関わらず,RWDC名は,GUIDで指定しなければなりません。

repadmin /removelingeringobjects <問題のあるRODC名> <正常なRWDCのGUID> dc=XXX,dc=YYY,dc=ZZZ

removelingeringobjectsコマンドに必要なGUIDを知るには

それで,RWDCのGUIDを調べなければならないのですが,以下のコマンドを用いるのが最も簡単だと思います。

repadmin /showrepl <正常なRWDC名>

結果の中に表示される,DSA object GUIDというものを用います。

このGUIDは,ADUCから確認できるコンピューターオブジェクトのGUIDとは異なる点に注意が必要です。それで,repadminコマンドで使用する際のGUIDを知るには,/showrepl オプションを付けて調べます。

以上,repadminのremovelingeringobjectsコマンドで用いるGUIDを知る方法でした。

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