Windows 10からWindows 11にアップグレードした際に,IMEが機能しなくなり,日本語が入力できなくなる場合があります。
具体的には,半角/全角キーを押して日本語入力に切り替えようとした際,下図のような「日本語IMEはまだ準備ができていません。」というポップアップが出てきて,日本語入力に切り替えることができません。
日本語の言語パックのインストールを確認する
まずは,日本語の言語パックがインストールされているかどうか確認しましょう。これまで日本語が使えていた環境だったとしても,Windowsのメジャーアップデートによって失われてしまうことがあります。
まずは,Windowsの「設定」から,「時刻と言語」を選択します。
そして,言語と地域のメニューに遷移し,優先する言語から日本語を選択し,オプションをクリックします。
そして,言語パックの項目から,日本語の言語パックをインストールします。
これで,日本語入力に切り替えられるようになる場合があります。
それでもダメなら,次のステップを試します。
IMEのデータをバックアップファイルから復元する
上記のようにLanguage packをインストールしてもダメであれば,IMEのデータが破損している可能性があります。
それで,アップデート前のバックアップフォルダからIMEのデータをコピーしましょう。
Windowsのメジャーアップデートが行われる場合には,必ず,C:\Windows.oldというフォルダにバックアップが取られるようになっていますので,そこからコピーします。
のデータをすべて,以下のフォルダにコピーする
C:\Windows\IME\IMEJP
これで,日本語入力に切り替えることができるようになる場合が多いです。
再起動は必要なく,すぐに言語入力が切り替えられるようになります。
以上,Windowsを11にアップデートした直後に,「日本語IMEはまだ準備ができていません。」というエラーが出てしまう場合の対処法でした。
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