iOSでMacRubyを使う–RubyMotionとは?

2012年5月3日、RubyMotionがリリースされました。

RubyMotionは、Objective-Cに代わる最高の選択肢です。

RubyMotionはMacRubyをベースにしており、iOSでのアプリ開発をターゲットにしています。

MacRubyでは、iOSを開発する事はできませんでした。なぜなら、MacRubyはObjective-CのGarbage Collectorに依存しており、それはiOSでは用いる事ができなかったからです。

新しいランタイムは軽量で効率的でなかればなりませんでした。さらに、コードがiOS上で動くだけではなく、コンパイラーとやり取りできたり、デバッグやパッケージを作成したりするツールが必要でした。

RubyMotionがすばらしい製品であることは、誰も疑わないでしょう。しかし考えるべきなのは、「資金や時間や労力を投じてまで、Appleの言語やツールに取って変えるだけの価値があるのだろうか」ということです。

この記事では、良い点とそうではない点を、できる限りバランスよく紹介して、RubyMotionについての理解を深めてもられればと思います。
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MacRubyでアプリを作るべき7つの理由

MacRubyは、まだバージョン1.0にもなっていませんが、それでもMacのデスクトップアプリを作るのにはMacRubyが最善の選択肢です。その理由は以下の7つです。

1.MacRubyがOS X Lionに含まれている

アップルはOS X LionのプライベートフレームワークとしてMacRubyを採用しています。まだMacRubyはパブリックフレームワークとしては採用されていませんが、それでも、MacRubyを含めたことはAppleの強い意気込みを感じる安心材料です。

2.フレームワークの埋め込み。MacRubyフレームワークを.appにバンドルして配布することがより効率的になった

我々のアプリケーションは、MacRubyのフレームワークを埋めこんでも10.9MBまで圧縮されています。以前のバージョンのMacRubyでは18MB以上になっていたことを考えると、非常に大きな進展です。

3.商用アプリケーションの配布

アプリを配布する前に、MacRubyコードをコンパイルすることができますので、ソースを公開する必要がありません。商用のアプリを開発しているなら、これは非常に重要なことでしょう。

4.Xcode4

Xcode 4でMacRubyを開発することができます。Xcode3と比較すると飛躍的に機能が向上しています。

5.コミュニティ

MacRubyを開発していると、Railsが登場した初期のころを思い起こします。皆、その生産性の高さに気付き始めています。少数ながらも情熱的な支持者がいます。そのコミュニティーには力強いエネルギーがみなぎっています。

6.タイミング

優秀なRubyプログラマーがすでに大勢いるので、間もなくMacRubyはデスクトップアプリに次々採用されていくでしょう。勢いのあるアプリ制作により、素晴らしいMacアプリが生み出されていくに違いありません。Railsのように、有益で楽しいアプリの新しい波が来るに違いありません。

7.Rubyの互換性

Rubyは驚くべき機能を持っていますが、MacRubyはそれを無料で利用できるのです。互換性はますます高まっています。NokogiriやSQLiteなどなど、すでに利用することができます。


参照:MacRuby for the Desktop: Seven Reasons

Xcode4で”Build Succeeded”と表示されるも何も起こらない場合の対処法

Xcode4を使い始めて間もない場合、サンプルなどのアプリを動かそうとしてビルドしても、何も起こらない場合があります。

“Build Succeeded”と表示されているのに何も起こらない場合は、スキーマを変更する必要があるかもしれません。

画面左上の、Deploymentから、Edit Schemeをクリックします。

Runの項目の中にExecutableという項目がありますので、そこから作成中のアプリを選択してLaunch Automaticallyにチェックを入れると、ビルド時にアプリも実行されます。