ハードフォールトとは、プログラムがどのぐらいの頻度でスワップファイルにアクセスしているかを示しています。
スワップファイルとは、メモリ容量が不足してきた際に、一時的にスワップファイルと呼ばれるファイルに書き出し、ハードディスクに退避させているファイルの事です。
つまりハードフォールトとは、簡単に言うと、アクセスしたいデータがメモリ上になく、HDDに移動させられている場合、どのぐらいの頻度でHDDにアクセスしているか、という数値です。
もしメモリを追加し、ハードフォールトをなくすなら、アプリケーションはより高速になります。
とはいえ、ハードフォールトがあるからと言って、必ずしも問題であるわけではありません。必ずHDD上の仮想メモリを使うように設計されているアプリケーションもあります。
もし、一秒間に数百回も発生しているとなると、それは物理的なメモリ不足だと考えられますので、メモリの増設が必要です。
ハードフォールトについての理解を深めて、適切な対処をしていきたいと思います。
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