VitrualBoxのバージョンをアップグレードしたタイミングで、
次のようなエラーが出てしまい、バーチャルマシンを起動できなくなる場合があります。
VT-x is disabled in the BIOS.
(VERR_VMX_MSR_VMXON_DISABLED).
これは、VitrualBoxの問題というより、コンピューターのCPUが仮想化の機能(VT-x)に対応してないことに原因があります。
ちなみに、VT-xとは、Intelによる仮想化支援技術のことです。
ですので、VitrualBoxがこの機能を使わないように設定してあげましょう。
VirtualBoxの仮想マシンにおいてVT-xを無効化する手順
まず、コマンドプロンプトを開いてください。
そして、VitrualBoxがインストールされているディレクトリに移動します。
cd C:\Program Files\Oracle\VirtualBox
バーチャルマシンの一覧を表示させます。
VBoxManage.exe list vms
そして、マシン名を確認し、次のようなコマンドで設定を変更します。
VBoxManage.exe modifyvm Windows7 --longmode off ("Windows7"の部分は、上記で確認したマシン名に置き換えてください)
これで、設定は完了です。
バーチャルマシンが正常に起動するかどうか、確認してみてください。
こうして、アップグレードによって起動しなくなってしまったVitrualBoxのマシンを、起動させることが出来るようになりました。
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