Cisco FWSMとは?ASAとの違いは?

データセンターのネットワークトポロジーを考える際に,Cisco FWSMという言葉が出てきます。

Cisco FWSMとは,Firewall Services Moduleの略で,Cisco Catalyst 6500シリーズのスイッチや,Cisco 7600シリーズのルーターに搭載されているファイアーウォールモジュールです。

1つのシャーシに対して,4つまでのFWSMをインストールすることができ,1シャーシにつき20Gbpsまで拡張することできます。

すでにこの製品の販売は終了しており,2007年9月にサポートも終了しています。

Cisco ASAに取って代わる

FWSMは,2005年にCiscoがリリースしたASAというサービスモジュールに取って代わりました。

ASAとは,Adaptive Security Applianceの略で,ファイアーウォールやアンチウイルス,不正侵入防止,そしてVPN能力を備えたセキュリティデバイスです。

プロアクティブな脅威対策を行い,ネットワークに影響が及ぶ前にその攻撃を阻止します。

ASAは,小規模ネットワークでも大規模ネットワークでも使える柔軟なセキュリティソリューションとなりました。

13年たった2018年現在でも,Cisco ASAの製品群は現役です。

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