SQL Server 2012のダウングレード権でSQL Server 2008 R2を利用する方法

SQL Server 2012】から、ライセンスの形態が変わりました。

2012から2008に対してダウングレード権を行使する事ができるのかどうか、疑問に思うかもしれません。

Standard Editionに関してだけ変更点を簡単にまとめますと、

SQL Server 2008 R2】では、プロセッサ数あたりに対して課金されていたものが、【SQL Server 2012】では、コア数あたりに対して課金されるようになりました。

そして、【1プロセッサ=4コア】という方法で換算されています。

ですので、【SQL Server 2012】 のライセンスで、【SQL Server 2008 R2】に対してダウングレード権を行使して使用するためには、

SQL Server 2012】の2コアライセンスを2つ購入する事によって、【SQL Server 2008 R2】を1プロセッサで利用する時と同じ権利が得られる訳です。

ちなみに、コアライセンスは、2コア単位で購入する事ができますが、最低4コア必要という条件があります。

こうして、【SQL Server 2012】 の2コアライセンスを2つ購入する事によって、【SQL Server 2008 R2】へダウングレード権を行使する事ができるようになりました。

ServerライセンスとCALライセンスを組み合わせて利用する形態の場合は、この限りではありませんので下記のMicrosoftの情報をご参考になさって下さい。

【参考】

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