vSphere Web Clientで,ジョブを眺めていると,Queued Forという項目があることに気づきます。
Queued For 123 ms
単位がmsなので,何らかの遅延や距離を表しているようですが,どういう意味なのでしょうか。
画面を日本語化してみる
vSphere Web Clientのメニューが何を意味しているのか分かりにくい場合には,画面を日本語化してみましょう。
URLのパラメーターに /?locale=ja_JPをつけると,メニューやメッセージがローカライズされます。
次のようなURLになります。
https://servername:9443/vsphere-client/?locale=ja_JP
ひとたび設定すると,ブラウザがキャッシュして覚えてくれますので,次からURLにパラメーターをつける必要はありません。
こうしてみると,Queued Forは「待ち時間」と訳されていることが分かります。
待ち時間 123ミリ秒
それで,Queued Forはそのタスクがキューに入れられてから,処理が開始するまでに待たされた時間を表していることが分かります。
クリティカルなタスクについては,一桁台の待ち時間であることがほとんどでしょう。
この値が異常に高い場合には,調査するしてみる必要があるかもしれません。
以上,vSphere Web ClientのQueued Forの意味についてでした。
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