Processor Initialization in Progressで固まってしまう場合の対処法

HP ProLiantシリーズで発生する不具合として,POST画面で固まってしまうことがあります。

画面上には以下の文言が出たまま一向に進みません。

Processor Initialization in Progress

Processor Initialization in Progressというメッセージで固まってしまう。

この場合には,一晩放置したとしても問題は解消しませんので,以下の手順でトラブルシューティングを行いましょう。

1.マザーボードのシステムメンテナンススイッチを操作する

マザーボード上にあるシステムメンテナンススイッチ(System Maintenance Switch)を操作して,NVRAMをクリアします。

サーバーのアクセスパネルには大抵,マザーボード上の各パーツについての説明が図で書かれています。

その中に,メンテナンススイッチの操作方法についても記してあるはずです。

メンテナンススイッチの操作方法がアクセスパネルに書かれている。

上記の表は,BL460c Gen8の場合ですが,まずはスイッチ6番をオンにしてサーバーの電源を入れてみましょう。

こうすることで,現在アクティブになっているROMをスキップし,バックアップROMからの実行が試みられます。

2.スイッチ1,5,6をオンにして電源を入れる

上述の方法でも解消しない場合には,メンテナンススイッチの1,5,6を同時にオンにして試してみましょう。

これで,さらに強力な(?)リセットをかけることができます。

問題が解消してもしなくても,スイッチを元の状態に戻しておくことを忘れないようにしてください。

3.HP iLOからFirmwareのアップデートを試みる

iLOからは,System ROMのFirmwareもアップデートすることができます。

HPEのサポートサイトから,該当サーバーのシステムROMをダウンロードしましょう。

そして,exeファイルを解凍すると,CPQI3113.4B5といった名前の4MB程度のファイルが展開されますので,それをiLOのFirmwareアップデートのページからアップロードします。

4.マザーボードのバッテリーを取り外してみる

BIOS情報(System ROM)を保持するためのボタン電池がマザーボード上についていると思います。

これを取り外してから起動を試みてみましょう。

大切なのは,取り外してから再装着するのではなく,ボタン電池を取り外した状態で,サーバーを起動させることです。

ひとたび起動が確認できたなら,再度ボタン電池を装着しておきましょう。これで問題が解消するなら,電池を交換する必要まではないかもしれません。

これで,不具合を起こしていたメモリが完全にフラッシュされ,正常に起動するようになる場合があります。

以上,Processor Initialization in Progressで固まってしまう場合の対処法でした。

コメント