ASP.NETやVisual Basic .NET (VB.NETと略される)という言葉は時々聞いても,触ったことが無い方にとっては,何を意味しているのか,どう違うのか分からなという事があるかもしれません。
ASP.NETとVB.NETの違いを簡単に説明すると
ASP.NETは,ウェブアプリケーションを構築する際に用いられるフレームワークの名称です。.NETと付いていることからも分かるように,Microsoft .NET Frameworkを用いた技術です。
ASP.NETは,特定のプログラミング言語には依存していません。例えば,C++でもASP.NETの技術を用いて,Webアプリ―ケーションを構築することができます。
ASP.NETを用いて構築されたWebページの拡張子は,.aspxとなっています。
対して,Visual Basic .NET (VB.NET)は,プログラミング言語の名前です。C#とかPHPといった言語名と同じです。
また,Visual Basicという言語を.NET Framework上で使うときに用いる言語とも言えます。
ASP.NETについてもう少し解説
VB.NETは言語名ということで,すぐに理解できるかもしれませんが,ASP.NETがWebアプリケーションのプラットフォームと言われても,ピンと来ない方もいるかも知れません。
ASP.NETについてもう少し情報を補足すると,.NET環境におけるWeb開発では,ASP.NET,WCF(Windows Communication Foundation),Silverlightの3つのフレームワークが用いられることが多いです。
PHPで言うところのCakePHP,Rubyで言うところのRuby on Railsというともう少しイメージしやすいでしょうか。
つまり,ASP.NETというフレームワークを利用するのに良く使われるのがVB.NET言語,と言う関係です。
以上,ASP.NETとVisual Basic .NET (VB.NET) の違いについてのご説明でした。
コメント
助かりました!
お役に立ったようで,良かったです。コメントありがとうございました。