Windows 8 では、ハイブリットブートと呼ばれる、起動の高速化を優先するモードがデフォルトになっています。
ハイブリットブートとは、簡単に言うと、現在のメモリの状態を、いったんHDDに保存してから、スリープ状態にすることです。
これまでのスリープ状態は、メモリ上にデータを残したまま、省電力状態に入るようになっていました。ですので、アクシデントで電源が落ちてしまうと、メモリ上にあるデータは飛んでしまうということです。
しかし、ハイブリットブートでは、メモリの状態をHDDに格納しますので、比較的安全ですし、起動の速さも実現しています。
Windows 8 では、「シャットダウン」ボタンを押すと、デフォルトでハイブリットブートを行うようになっています。
ハイブリットブートのデメリットとは?
Windows 8 では、単にシャットダウンをするだけでは、ドライバの再起動などを行ってくれません。
ですので、ドライバ関係で不具合が起こっている場合には、ハイブリットブートを無効にし、従来通りの再起動を行いたいと思うでしょう。
どうやってハイブリットブートを無効にする?
コントロールパネル > 電源オプション > 電源ボタンの動作を選択する > 現在利用可能ではない設定を変更します > 高速スタートアップを有効にする(推奨)
のチェックを外して、変更の保存をクリックします。
こうして、Windows 8 において、ハイブリットブートを無効にすることができました。
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