Ciscoなどのスイッチを触りはじめると出てくる言葉として,キャンパスネットワークという言葉があります。
例えば,Cisco Catalystはキャンパスネットワーク中心での利用が想定されており,Nexusスイッチはデータセンターネットワーク中心の利用が前提に開発されている,という具合です。
では,キャンパスネットワークとはどういう意味なのでしょうか。
Ciscoでのキャンパスネットワークとは
キャンパスと聞くと,大学などの学校のことを思い浮かべる方も多いかもしれません。
確かにそれも含みますし,病院などの構内といった広い意味でも使われることがあります。
それで,Ciscoを扱う上でのキャンパスネットワークとは,ビル群をひとまとまりとした構内ネットワークという事ができます。
例えば,複数の建物を持つ工場があり,それぞれの建物ではLANが構築されており,それらのLANをすべて包含した工場全体でのトポロジーを,キャンパスネットワーク,あるいは構内ネットワークと呼ぶことができます。
以上,Ciscoを触ろうとしておられる方がキャンパスネットワークの意味を理解する助けになれば幸いです。
コメント