サーバー機器などでハイアベイラビリティ(故障率の低さ)をうたっていても、メモリの不具合がボトルネックになってしまう場合があります。
ですので、サーバーのメモリを増設したり交換した際には、メモリに初期不良が生じていないか、メモリチェックを行うのは必須です。
そこで非常に簡単かつ有能なメモリチェックツールをご紹介いたします。
その名は、Memtest86+です。
下記のURLからダウンロードできます。
Memtest86+ | The Open-Source Memory Testing Tool
Memtest86+ is an advanced, free, open-source, stand-alone memory tester for 32- and 64-bit computers (UEFI & BIOS supported)
Download (Pre-built & ISOs)という項目から、最新のバージョンのISOファイルをダウンロードします。
そして、ダウンロードしたISOファイルを、CD-Rに焼きます。
(DVD-Rでもよいのですが、小さいISOファイルなので)
焼いたCD-Rをサーバーに挿入し、起動させると、自動的にメモリチェックツールが立ち上がり、メモリチェックが始まります。
ECCメモリにも対応しています。
ちなみに、すべてのメモリチェックを完了するのに、数時間はかかりますので、気長に待ちましょう。
また、メモリチェック中は、CD-Rを取り出さないようにしましょう。
メモリチェックが1周終わると、自動的に2周目のメモリチェックが始まります。
何周もまわす必要性を主張する方もおられますが、個人的には1周でよいと思います。
こうして、サーバーのメモリ増設や交換に際して、メモリチェックを行う事ができました。
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