sysprepは通常、3回までしかかけることができません。
ところが、skiprearmを用いた応答ファイルを使ってsysprepをかけると、回数制限にかかることなく、幾度もsysprepをかけることができます。
その手順は次の通りです。
まず下記のXMLをテキストファイルにコピーして、Unattend.xmlというファイル名で保存します。
[xml]<?xml version=”1.0″ encoding=”utf-8″?>
<unattend xmlns=”urn:schemas-microsoft-com:unattend”>
<settings pass=”generalize”>
<component name=”Microsoft-Windows-Security-SPP” processorArchitecture=”x86″ publicKeyToken=”31bf3856ad364e35″ language=”neutral” versionScope=”nonSxS” xmlns:wcm=”http://schemas.microsoft.com/WMIConfig/2002/State” xmlns:xsi=”http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance”>
<SkipRearm>1</SkipRearm>
</component>
</settings>
</unattend>[/xml]
Unattend.xmlファイルを、適当な場所に(今回はCドライブ直下に)配置します。
そして、コマンドプロンプトからsysprepを下記のようにして実行すると、応答ファイルであるUnattend.xmlを読み込ませながらsysprepを実行することができます。
cd c:¥windows¥system32¥sysprep
sysprep /generalize /oobe /shutdown /unattend:c¥:Unattend.xml
こうして、skiprearmを使って、Windowsの猶予期限リセット可能回数を減らすことなく、sysprepをかけることができました。
ちなみに、すでにWindowsの猶予期限リセット可能回数が0の場合は、致命的なエラーが出てしまい、sysprepを実行することはできませんでした。
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