Windows Serverにおいて、再起動を伴うWindows Updateのインストールを、コマンドから実行したい場合があります。
例えば、タスクスケジューラで深夜に再起動を予定している場合、依存関係のあるWindows Updateの存在がすでに分かっており、2回再起動しなければならない場合があります。
そのような際に、Windows Updateのインストールトリガーも、コマンドで起動させることができれば、タスクスケジューラでサーバーメンテナンスを完結させることができるからです。
では、Windows Updateのトリガーをコマンドで起動させる方法を考えてみます。
1.Windows Updateのインストールをコマンドで実行
結論から言うと、Windows Updateのインストールをコマンドで実行することはできません。
少なくとも私が調べた限りは、です。
もちろん、一つ一つのWindows Updateファイルをコマンドから実行することはできますが、一括でインストールする方法は見つかりませんでした。
2.コントロールパネルからWindows Updateの設定を行う
コマンドから実行することはあきらめて、コントロールパネルから設定する方法を考えます。
【コントロールパネル】>【Windows Update】>【設定の変更】を開きます。
そして、【更新プログラムを自動的にインストールする】を選択し、インストール日時を指定します。
同時に、再起動のタスクをタスクスケジューラで設定しておけば、サーバーメンテナンスを深夜に完了させることができます。
こうして、Windows Updateを指定した日時にインストールさせることができました。
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