Ciscoルーターにアクセスした後,以下のようなコマンドを流すことが多くあります。
configure terminal
これは,グローバルコンフィグレーションモードと呼ばれるモードに入るためのコマンドです。
グローバルコンフィグレーションモードでは,様々なコマンドにアクセスすることができます。その言葉が意味するように,デバイスに全体的な影響を与える設定です。
このグローバルコンフィグレーションモードでコマンド入力を行うと,デバイス全体に対して設定を浸透させることができます。例えば,ルータに名前を設定したり,パスワードを設定したりする場合です。
さらにそこから,特定のコンフィグモードに入って,インターフェースやその他の設定を行うこともできます。
グローバルコンフィグレーションモードに入ると,プロンプトに(config)という文字列が付くので,それで判別することができます。
switch# configure terminal switch(config)#
グローバルコンフィグレーションモードに入るためには,ユーザーモードではなく,特権モードである必要があります。初めてログインした時には,Cisco NX-OSでは特権モードとしてログインされることになります。
スイッチ名の後に#シャープが付いているときには,特権モードに入っていることを示しています。
グローバルコンフィグレーションモードから特権モードに戻る時には,exitコマンドを叩き,さらにユーザーモードに戻るには,disableコマンドを用います。
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